カナダの休日 Remembrance Dayについて

カナダで11月11日は「Remembrance Day:リメンバランスデー」という祝日になります。11月頃にカナダに行かれたことのある人なら、赤いバッジを胸元につけている人を見たことがあるのではないでしょうか。あれは「赤いポピー」と言い、この日のシンボルです。今回は、Remembarance Dayについてお伝えしたいと思います。

 

Remenbarance Day:リメンバランスデーとは

Wikipediaによるとリメンバランスデーとは、「1918年11月11日の第一次世界大戦終結を記念してイギリス国王ジョージ5世によって定められた記念日」となります。

一般的にカナダでは、第一次世界大戦やそれ以降の戦争で亡くなった軍人や、退役軍人を追悼する日になります。

 

シンボル「赤いポピー」について

f:id:burusan123:20191112061458j:plain

●ポピーとは

ポピーとは、様々な色の花を咲かせるケシ科の植物のことを指します。古代より、人間はポピーを食べたり、人にプレゼントとして送ったりと、人間生活に深く関わっていました。

現在でも、食用のポピーはあんぱんや松風などに使われています。

花言葉について 

ポピーの花言葉は、「なぐさめ」「いたわり」「思いやり」「恋の予感」「陽気で優しい」「想像力」です。

また、色別で意味が変わるのでまとめてみました。

赤色:なぐさめ

白色:疑惑、推測、眠り、わが毒

バラ色:活発、軽率

斑色:驚き

●なぜ赤いポピーがシンボルなのか

1915年、第一次世界大戦で戦ったカナダ人軍人のJohn McCraeの詩が由来となっています。

当時激戦区だったフランダース地方では、戦争が終わった後、戦場を埋め尽くすほどの赤いポピーが咲いたようです。

 

最後に

本日は、Remembarabce Day について書かせていただきました。この日は、色々な所でイベントを行っています。この機会にカナダの歴史を学んでみてはどうでしょうか。

 

記事に対するアドバイスや質問等ございましたら遠慮なくお尋ねください。ではまた次の記事でお会いしましょう!